花札既知


"隣の芝生は青く見える"

CAST

桜に幕   弥生奈桜子
牡丹に蝶   倶利伽羅峠牡丹
萩に猪   猪野はぎの
菊に盃   笑門福太



記憶:桜に幕
桜の花が散るように、春が終わるように。

記憶:牡丹に蝶
牡丹の花は、まだ空を知らない。

記憶:萩に猪
思案はいつまでも、望む未来を手にしない。

記憶:菊に盃
富の水はいつも盃からこぼれおちてゆく。

基本情報

倶利伽羅峠家は有名玩具メーカー。お金持ちで大きな屋敷に住んでいる。父、母、牡丹の3人暮らし。使用人もいるが、みんな忙しいようだ。

笑門家は母、【???】、福太の3人暮らし。かなりの貧乏でボロボロのアパートに住んでいる。家庭環境はかなり悪く、母は精神病を患っており、福太が家のことは主にやっている現状。

公開可能情報

笑門福太の母親は倶利伽羅峠グループのおもちゃ会社の社員だった。笑門母はそのとき既に夫と息子を持っていたが、会社の社長である倶利伽羅峠牡丹の父親と不倫関係にあった。倶利伽羅峠父も妻、娘が既に居たため、お互い禁断の関係だったと言える。
そのとき倶利伽羅峠家の夫婦仲は既に冷えきっていた。娘の世話は使用人や雇ったベビーシッターに任せっきり、それによって知るべきことを知らずに大きくなった子供が倶利伽羅峠牡丹だ。

笑門福太の母は第二子を授かった。
誰もそれが倶利伽羅峠父との子であるとは思わなかった。産まれてくるまでは。

笑門福太の父とも母とも明らかに違った髪、目の色。
以前から疑わしかった不倫が明らかになり、笑門福太の父は離婚し家を去った。その際、福太は母の元に残ることになる。

つまり、【???】は笑門母と倶利伽羅峠父との間にできた望まれぬ子だった。
倶利伽羅峠父はお金を使って周囲に口止めし、倶利伽羅峠家にそれがバレないようにしていたようであるが、笑門母に何度も抗議されたり呼び出されたりしたため、その行動の不審さが牡丹にバレてしまったようである。

猪野はぎのは以前倶利伽羅峠グループに勤めていた社員。望まない部署の異動があったようだ。
弥生奈桜子の立ち位置は現時点では不明。

関連項目

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