《どこまでも無垢で無知な牡丹の花》
2023/5/21
××論破 黒幕
大きな仕掛け時計の前に来た牡丹。時計が3時をさすと同時に仕掛けが動き、扉から大きなおもちゃの兵隊が現れた。
おもちゃの兵隊は大きな剣を振りかざし、追いかけてきた。必死に逃げるも、彼女の足ではどうしようもない。
そこに突然、だいすきなひと、鵜飼多々羅が現れる。
鵜飼多々羅は牡丹を抱えて走って逃げた。
しかしそれでも逃げ切ることは出来なかった
ずっと一緒にいよう、そして2人は共に剣を突き刺され息絶えた。
遊んだあとには片付けなくてはいけない。
だから「倶利伽羅峠牡丹」という可愛らしいお人形さんもちゃんとおもちゃ箱にかたづけよう。
おかたづけしようね。
最期まであくまで「子供」のまま死んでいった。
どこまでも無垢な彼女にとって、この場所はおもちゃ箱にすぎない。だからこの物語をおわすため、おもちゃを片付けた。
大剣による刺殺